おもちゃのたな Vol.6「チェーンリング」
おもちゃのたな Vol.6
「チェーンリング」
ここみ広場のおままごとスペースには、たくさんのチェーンリングがあります。
魅力は何と言ってもデザインがシンプルなことです。このシンプルさは、おもちゃというより
『遊びの素材』と言えます。
子どもたちは、このシンプルな素材で、創造的に様々な遊びを繰り広げます。
大人から見るとどうやって遊ぶのだろうと思うようなおもちゃでも、子どもたちは誰からも教えられなくても、思いのままにおもちゃを触り、自分なりに考えて、その子のその時期の成長に合った遊びを展開していきます。
素材としては、、、水・砂・泥・草・紙・布・ひも・箱・お手玉・積木・ボール・チェーンリング・木製ビーズなど
(出典)親子が変わる子育て空間
チェーンリングは、お口におもちゃを入れなくなってくる頃から、2歳〜4歳と大きくなるまで、長く遊べます。
ハイハイができて、おすわりができるようになってくると、色んな所へ行き、自分でおもちゃを見つけて遊ぶようになります。
手先も器用になっていき
、“握る”から
“つまむ”ようになり、チェーンリングをボウルから出したり入れたりが楽しい時期になります。
また、それ以降の月齢では砂場の代わりのように遊んだり、見立て遊びではおみそ汁の具になったりお弁当のおかずになったりします。
このようなシンプルなおもちゃは他にもいろいろあります。
「このおもちゃは発展性があるかな?」「成長に合っているかな?」という視点で見るとおもちゃ選びがさらに広がるかもしれませんね。
(おもちゃ:『チェーンリング』/日本製)
(出典:保育所保育指針解説書、親子が変わる子育て空間、おもちゃ選びのヒント)
子育ち環境アドバイザー 小沢めぐみ
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