妊娠・出産・産後を支えるドゥーラ(DOULA) をご存知ですか?

非営利型一般社団法人ここみ

2018年02月07日 15:00

妊娠・出産・産後を支えるドゥーラ(DOULA)

 ドゥーラ(doula)とは、本来はギリシャ語で「女性の奴隷」という意味で、他の女性を援助する、経験豊かな女性をいいます。
1970年代にアメリカの人類学者Dr. Dana Raphaelがこの言葉を母乳育児の分野で紹介して以来、現在では妊娠期から産褥期、主に分娩時に、身体的、心理・社会的サポートを提供する新しい職業として北米を中心に発達しています。
http://www.crn.or.jp/LIBRARY/EVENT/DOULA/kishi.htmlより)




 日本では海外の機関で学んだバースドゥーラがドゥーラシップジャパンを立ちあげ、ドゥーラの学び場を提供したり、一般社団法人ドゥーラ協会が産後ドゥーラの養成を行っています。
当会では昨年度から産前産後を支える「ここみドゥーラ」の養成をスタートさせました。子育て経験を活かし、次の子育てを支える担い手となる循環の輪をつくっていきたいと考えています。


 ここみドゥーラの役割は、家事支援、育児支援、情緒的支援(相談相手)、地域の子育て資源につなぐなど多様です。それぞれの家庭の状況に合わせて必要なサポートを一緒に考えていく子育ての伴走者です。



(ドゥーラと一緒にそれぞれの家庭に合わせたサポートをご相談)




(沐浴のお手伝い)

「子育ては人に頼りながらするもの」

出産は地域や新たな人たちとつながるはじまりです。たくさんの手を借りて、子どもの成長を一緒に喜べる輪をつくっていきませんか?
※ここみドゥーラは浜松市委託はますくヘルパーとしも活動しています。

 (ここみドゥーラ 産前産後コーディネーター 大村美智代)
©2018浜松の未来を育てる会

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