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2017年12月02日

子育て支援ひろばってなぁ~に? 第3章 「ここみ広場の環境」(続き)

こんにちは。0,1,2歳の子どもと保護者が、いつでも気軽に遊びに来ることができる場「ここみ広場」です。ここは、地域の親子が気軽に交流し、子育てのちょっと知りたいことを保護者同士で語り合い、子育てに必要な情報を知ることができる居場所として開催しています。

ここみ広場では、子どもも大人も安心してくつろげるような場所で来場者を迎えることができるよう心がけています。親子が安心してくつろげる清潔であたたかく雰囲気のよい空間、居心地の良い空間を作るために以下のように考えています。
前回は、
・子どもが受けている環境からの刺激
・環境を整えることが意味すること

について、皆さんにお伝えしました。今回はその続きです。

子育て支援ひろばってなぁ~に? 第3章 「ここみ広場の環境」(続き)



・遊びがみつかる環境
ひろばでは、空間がたくさんの色でカラフルすぎないように色の量に気をつけています。なぜなら環境からの刺激を受けやすい子どもは、壁や床などの色や柄、おもちゃの色の量などによって、遊びが変化してしまうからです。
遊びたいのに、色の刺激に操作されて、子どもがしたい遊びに集中できません。子どもたちの主体的(積極的)な遊びが育めるように、色や光などの刺激の量を考えて準備します。
さらに、床や壁、おもちゃ、掲示物、だけでなくスタッフやひろば来場者の服装なども重要で、常にバランスをみてカラフルな色で一杯にならないように調整しています。
自分たちのひろばの目的は何なのか意識し、部屋や家具、おもちゃ、支援者、来場者とのバランスを考えて準備し、その時に合わせて再構成していきます。


・主体的に遊ぶことができる環境
視覚以外の五感の刺激に対しても、親子の居場所として適しているか、いごこちに影響していないか心配りが必要です。
ひろばでは、空間で聞こえる音についても配慮しています。刺激的な音や耳障りな音は感覚を刺激するので、居心地の良さに影響を与えます。しかし、生活の中のささやかな音は、(風の音、鳥の鳴き声、車の音、人の声・・・)耳をすませたり、音を言葉にして会話をしたり、親子ともに外の世界に興味を持つきっかけになります。
そのためひろばでは、小鳥の声や雨の音が聞こえるように規制の音楽などのBGMは使用していません。さわり心地なども居心地の良さのポイントです。ひろばの目的に合わせて考えています。

ここみ広場では、音や色など五感の刺激に配慮して、部屋のインテリアは落ち着きのあるように整え、室内でも季節感を感じることができるように空間をつくります。スタッフは、トータルで優しく居心地の良い空間が作れているのか常に確認し再構成しながら来場者を迎えています。
子どもが安心しておだやかに遊ぶ時間を過ごすことができれば、親御さんは安心し、ほっとできる時間を過ごすことにつながると考えているからです。

文:浜松の未来を育てる会代表、子育ち環境コンサルタント 大隅和子



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Posted by 非営利型一般社団法人ここみ at 11:00│Comments(0)大隅和子のコラム子育て支援ひろば
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